屋根塗装で使用する塗料の種類について
2022/06/01
屋根塗装工事で使用する塗料には、さまざまな種類があります。
種類によって得られる効果が違うので、各塗料の特徴を把握して選ぶことがおすすめです。
今回の記事では、屋根塗装で使用する塗料の種類について解説します。
屋根塗装で使用する塗料の種類
遮熱塗料
遮熱塗料の耐用年数は15~20年程度です。
太陽光を反射して屋根温度の上昇を防ぐ効果があるので、室内の温度を快適に維持することができます。
省エネ効果があるので、自治体から施工費用の補助が受けられる場合もあります。
断熱塗料
断熱塗料の耐用年数は15~20年程度です。
外部の熱を通しにくく、内部の熱も逃がさないので冬の寒さも補えるメリットがあります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料の耐用年数は、6~8年程度です。
光沢保持率が悪く、その分耐用年数が短い傾向にあります。
しかし、塗膜の光沢が良く、肉持ち感・付着性に富んでいるので、高級感のある仕上がりが期待できますよ。
アクリル塗料
アクリル塗料の耐用年数は、5~8年程度です。
紫外線に弱いため劣化が早いですが、カラーバリエーションが多く費用が安いため気軽に採用することができます。
短期間で塗り替えができるので、早く塗装したい方・予算を抑えたい方におすすめです。
アクリルシリコン塗料
アクリルシリコン塗料の耐用年数は、6~9年程度です。
アクリルとシリコンを合成した塗料で、塗装後の表面乾燥が速く湿気の影響を受けにくい特徴があります。
費用を抑えながら、耐候性に富んだ塗装工事ができますよ。
シリコン塗料
シリコン塗料の耐用年数は10~13年程度で、紫外線に強く防汚性に優れています。
価格や性能、耐用年数のバランスが良いため、一般住宅によく採用されます。
費用対効果を重視する方におすすめです。
セラミックシリコン塗料
セラミックシリコン塗料の耐用年数は、12~15年程度です。
シリコンにセラミック成分を含んだ塗料で、耐候性・耐久性に優れています。
また低汚染性や防カビ効果が高いので、建物を長期間にわたって保護することができますよ。
フッ素系塗料
フッ素系塗料の耐用年数15~20年程度で、塗膜効果があり紫外線などの刺激を受ける屋根に最適です。
またメンテナンスのサイクルが長く、耐熱性・耐寒性・低摩耗性・不燃性にも優れています。
費用は他の塗料に比べてかかりますが、塗り替えの回数が少なく済むので結果的にトータルコストを抑えることができますよ。
まとめ
屋根塗装で使用する塗料の種類は、昔から普及しているアクリル塗料から近年人気の遮熱塗料までさまざまです。
また耐久性・耐熱性などの機能性やコストパフォーマンスが良いものまで、それぞれ特徴や効果が異なります。
株式会社K'sでは、外壁塗装に関する業務を展開しております。
屋根塗装に関するお悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。