外壁塗装に火災保険は適用できる?|外壁塗装|株式会社K’s
2021/08/30
株式会社K’sのブログを見て頂きありがとうございます。
もうすぐ台風シーズンということもあり
今回は“火災保険”についてお話していきたいと思います!
『火災保険を申請すれば外壁塗装は無料で出来ます!』
こんな勧誘を受けたことはありませんか?
実は、この勧誘は半分本当で半分ウソになります。
火災保険がおりれば外壁塗装を無料にする事は
確かに可能ですが、すべてのケースに
火災保険が下りるとは限らないためです。
■外壁塗装に火災保険を適用するための条件は?
外壁塗装に火災保険が適用できる条件を
まとめると、以下の3つになります。
①外壁・屋根の破損が災害によるものである
②被災から3年以内に申請を行う事
③損害の補修にかかる費用が
火災保険の免責金額を超える事
ご自宅がこれらの3つの条件に当てはまっていれば
火災保険で外壁塗装を行うことが可能です。
それぞれの条件について、もう少し
詳しく説明していきたいと思います。
①外壁・屋根の破損が被害によるものであること
先述のとおり、前提として火災保険が
外壁塗装に適用されるのは
“災害によって外壁・屋根に補修・塗装などが
必要になった場合のみです”
つまり、同じ外壁・屋根の破損でも
原因が火災か自然災害でなければ
火災保険の補償は受けられません。
ここでいう自然災害とは
風災・雪害・豪雨などです。
水害(洪水・高潮など)は、プランによって
補償の対象外なので注意しましょう。
②被災から3年以内に申請を行うこと
“火災保険が適用できるのは、被災してから
3年以内の補修工事についてのみです”
例えば『5年前の台風が原因で外壁塗装が
必要になった』といったケースでは
火災保険が適用できないので
注意しましょう!!
なお、実費で既にリフォーム工事を
行ってしまっていても、3年以内であれば
工事の請求書をもとに保険申請することも可能です。
③損害の補修にかかる費用が火災保険の
免責金額を超えること
火災保険には、免責金額といって
“この金額以下の補修は自己負担で直してください”
という基準になる金額があります。
保険のパンフレットなどでは、自己負担額と
表記されているものです。
この免責金額を下回った補修工事の場合
火災保険は適用されないので注意しましょう。
保険の内容にもよりますが、火災保険の
免責金額はおおよそ20万ほどで
設定されているのが一般的です。
■外壁塗装に火災保険がてきようできないケース
外壁塗装に火災保険が適用される条件は
上記でお伝えした3つですが
逆に火災保険が適用できないケースは
以下のようになります。
①外壁・屋根の破損の原因が経年劣化の場合
②外壁・屋根の破損の原因が人的なものである場合
③外壁・屋根の破損の原因が施工不良の場合
災害以外の原因での火災保険適用は不可と
覚えておくのが分かりやすいかもしれません(*^^*)
次回は火災保険の申請の流れなどを
紹介していきたいと思います!!
相談・点検・見積り無料でさせて頂いておりますので
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